おしゃれな見た目と、使い勝手の良さで人気の木製食器。木製食器がテーブルに並んでいると、自然素材ならではのぬくもりを感じられて、ナチュラルな雰囲気を楽しめますよね。今回は、木製食器を使うメリットや、大切に長く使うためのポイントをご紹介します。天然素材の持つ魅力を余すことなくお伝えするので、ぜひチェックしてみてくださいね。

この記事を読むための時間：3分

天然素材を使った食器の魅力とは

ナチュラルな雰囲気のカフェやおしゃれなバーでは、木製食器を見かける機会が多いですよね。どんな料理にもなじみ、美味しそうに見せてくれる木製食器は、外食産業においても大人気。もちろん家庭においても、食卓に温かみのある雰囲気を足してくれることで、今や外せないアイテムです。

木製食器を使うメリット

天然素材を使用した、木製食器ならではのメリットをご紹介します。

見た目がおしゃれ

何といっても見た目のおしゃれさが、一番の魅力と言ってもいいかもしれません。天然素材ならではの質感や木目調の模様が、私たちに癒しを与えてくれます。木材の色味が暖色系であり、紫外線の反射が少ないことから、視覚的にも温かさを感じさせてくれる効果もあるのです。テーブルコーディネートをナチュラルな雰囲気に仕上げたいときには、ぜひ木製食器を取り入れてみましょう。

天然素材ならではのぬくもりを感じられる

天然由来の原料である木製の食器を使用することで、食事中にもリラックス効果を得ることができます。木に触れたときに滑らかな手触りを感じたり、木目を見て楽しんだりすることで、木材の持つぬくもりを感じられるのも魅力の一つです。

割れにくい

木材の性質上、万が一落とした場合でも割れにくいというメリットがあります。なので、お子さま用の食器に、木製食器を使用するのもおすすめです。子供は、毎日手に触れるものに興味を持つ傾向があるので、毎日使用するうちに木に親しみを覚え、自然に興味を持つでしょう。

 

また、食器とフォークやスプーンがカチャカチャぶつかり合う、不快な金属音も低減され、落ち着いた雰囲気で食事を楽しめます。

断熱性がある

木は熱を通しにくいので保温性があり、温かい料理を温かいうちに食べることができます。また、熱を内側に込めて保つため、食器に触れた手に伝わる温度が優しいことも魅力です。

木製食器を使うデメリット

木製食器にはたくさんの素敵な魅力がありますが、天然素材ならではのデメリットもあります。

傷が付きやすくデリケート

木製食器は非常にデリケートで、傷が付きやすいので、やさしく扱いましょう。激しく洗わないことや落とさないことを心掛ければ、特に神経質になる必要はありません。金属のナイフの使用は避けてください。

フォークなどは割れやすい

陶器やガラスの食器に比べて、割れにくい木製食器ですが、フォークなどの細い物は割れやすかったり変形しやすいです。扱うときには、より一層注意しましょう。

値段が少し高め

天然素材を使用していることや、大量生産ができないことから、値段は少し高めです。職人さんの手作業が加わると、かなり高額になるものも。お財布事情と相談しながらお気に入りのものを見つけてくださいね。

木製食器を使う上で気を付けたいこと

お気に入りの木製食器を綺麗な状態で長く使うために、大切なポイントをまとめました。

長い時間水につけない

木の内部は隙間だらけなので吸湿性が高く、長時間水につけてしまうと、変形やカビの原因になります。木製食器を洗った後はできるだけ早く水分を拭き取って、風通しが良く直射日光の当たらない場所で十分乾燥させましょう。

電子レンジやオーブン、食洗器には不向き

木製食器は、乾燥や極端な温度変化を嫌うので、電子レンジやオーブン、食洗機の使用は避けましょう。最近は、食洗機使用OKの商品もあるので、購入する際に表示をチェックしてみてください。

色の濃い料理や油物を長時間入れない

色の濃い料理や油物を入れると、色移りやシミの原因になります。どうしても木製食器を使用したい場合には、小さなお皿を乗せて、おしゃれなワンプレートスタイルで料理を盛り付けたり、ワックスペーパーを使用したりするなどの工夫をしましょう。

まとめ

いかがでしたか。木製食器の魅力や使用するメリット、お手入れの方法をご紹介しました。ぜひご家庭の食卓に、木製食器を取り入れていただき、天然素材ならではの心地よさを感じてみてくださいね。