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自然素材にはどんな種類があるの?木材以外の素材についてもご紹介

自然素材で作られた階段

 

インテリアや内装に、どこか温もりのある自然素材を取り入れたいと考える人が増えています。ですが、ひと口に自然素材と言ってもどのような種類があるかわからないという方も多いのではないでしょうか?そこでこの記事では、自然素材にはどんな種類があるのか、また自然素材を取り入れる際の注意点についてもわかりやすくご紹介します。

この記事を読むための時間:3分

家・家具に使われる自然素材とは

家の外装や内装、家具に使われる自然素材には様々な種類がありますが、よく使われる主な素材は以下の4種類です。

木材

家や家具に使われる自然素材の代表と言えば木材ですよね。自然素材と呼ばれるのは、木材の中でも集成材のように加工されてものではなく、用途に合わせて切り出された「無垢材」です。加工されたものに比べて木の温もりがより感じられ、時間の経過と共に色や質感の変化が楽しめるのも魅力と言えるでしょう。また、無垢材は断熱効果にも優れており、湿度を調節してくれる効果もあります。

 

使われる木の種類も幅広く、オークやタモ、ウォールナットやチークなどが良く知られています。木によって異なる表情が出せるので、用途に合わせて選ぶのがおすすめ。

珪藻土

壁の塗料として使われる珪藻土。藻類の一種である珪藻の殻の化石を原料とした素材です。最近ではサッと乾くタイルやマット、コースターなど加工されたアイテムを見かけることが多いかもしれません。珪藻土は湿気を逃がす効果や吸収する効果があるので、どんな季節でもカビが発生しにくい環境を作ってくれるのが大きな特徴です。デメリットとしては、ひび割れしやすいことですが、固めるための固化剤を塗ることでもろさをカバーできます。

漆喰

漆喰とは消石灰(水酸化カルシウム:石灰石を焼いて水を加えたもの)を主原料とした壁材料です。漆喰の特徴は、燃えにくいこと。また、二酸化炭素を吸い込みながら固まる性質があるため、乾燥を防いだり湿気を抑えたりする効果があります。デメリットとしては、作業時間と費用がかさむことと、ひび割れしやすいことが挙げられます。

植物

家具や雑貨には、植物の茎や葉を編み込んだ素材が使われることもあります。代表的なものはラタンやウォーターヒヤシンス、バナナリーフなど。また、日本でお馴染みのバンブーもよく使われる植物です。植物が使われた家具や雑貨は、アジアテイストやリゾートテイストのインテリアに良く似合います。

自然素材の注意点は?

温もりがあり長く使い続けるほど愛着がわく自然素材ですが、取り入れる際に注意すべきポイントもあります。

それぞれの素材に異なるクセがある

自然素材の中でも木材は、当たり前ですがそれぞれの素材ごとに異なる性質やクセを持っています。木の種類ごとに違うのはもちろん、一本一本にも個体差があります。色や木目の形状、曲がったり反ったりするクセなど、使用する木によって異なる個性を持っていることを知った上で使うことが大切。

湿度や温度で変化する

無垢材を使用する場合は、温度や湿度によって伸縮するということを知っておく必要があります。空気が乾燥すると縮むため使用場所によっては隙間などができるケースもありますが、これは木が呼吸している証拠。材料として見るというよりも、木と共に生活しているというイメージで捉えるといいかもしれません。

スタイルに合った自然素材を選ぼう

自然素材は落ち着いた雰囲気と温もりのある質感が魅力。木材だけでなく、漆喰や珪藻土などさまざまな素材があります。それぞれ異なる特徴を持っているので、知識として身に付けておくと自分のスタイルに合った素材を選ぶことができますよ。ぜひ本記事を参考に、自然素材を取り入れた安らぎのある空間づくりにチャレンジしてみてくださいね。

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