DIYをする時に必ずと言ってよいほど必要な材料が「木材」です。しかし、「木材ってどこで買えるの？」「どこで買うのが一番良いの？」などと悩んだことはありませんか？今はネット通販という購入手段もありますが、木材を通販で購入するメリットはあるのでしょうか。

 

そこでこの記事では、DIY用の木材が買える場所と、それぞれのメリット・デメリットについて紹介します。DIY初心者や、DIYを本格的に趣味にしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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木材が買える場所と、メリット・デメリット

まずは、どんな場所で木材が購入できるのか紹介しつつ、それぞれのメリット・デメリットを挙げていきます。

ホームセンター

日用品、日曜大工用品、園芸用品など幅広く販売しているホームセンターは、多くの店舗で木材も販売しています。大きな店舗であれば取り扱っている木材の種類も豊富で、カットなどのサービスも充実しているのがメリット。デメリットは、反り・節などがある質の悪い木材や、店舗に並んでいるうちに傷が付いた木材などが紛れている場合もある点です。

ネット通販

ネット通販は、一般的に手に入りにくい木材も購入できるのが嬉しいポイント。購入できる木材の種類の選択肢が最も多く、ショップによってはカットなどのサービスも充実しています。欲しいタイミングで自宅まで届けてくれるのも便利です。デメリットは、直接見て選べないこと。イメージとやや異なる木材が届くこともあるかもしれません。

材木店

材木店とは、木材を専門に扱うお店です。建設会社や工務店に木材を卸すのを中心としていますが、店舗によっては個人への販売もしてくれます。メリットは、ホームセンターよりも品揃えが豊富で、質の確かな木材ばかり扱っていること。デメリットは、素人や個人には販売してくれない店舗もあるので、入店を気兼ねしてしまいがちという点です。

 

訪れる前にホームページをチェックしたり、電話で問い合わせたりすると良いでしょう。建築資材を広く取り扱う建材屋も同じです。

DIY専門店

DIY専門店は、DIYで使用する木材や部品、工具などを扱っているお店です。おしゃれな木材や塗料、金属パーツなどが揃っており、初心者でも訪れやすいのが嬉しいポイント。一方で、DIYのブームに伴って増えてきているもののまだまだ店舗数が少なく、特に地方に住んでいると気軽に行ける距離にないことも多いのが残念な点です。

百円均一ショップ

DIYが広まった結果、百円均一ショップでも木材が販売されるようになってきました。とにかく安く購入できるので、気軽に試せるのがメリットです。デメリットは、材種・サイズ共に種類があまりなく、値段相応の品質であること。長く使うものや、精密なものを作るのには向いていないでしょう。

通販と実店舗どっちが良い？

通販で購入するか、実店舗で購入するかで迷っている方も多いはず。しかし、どちらがより良いかというのは一概には言えません。例えば、木材を積める車がない方や、配送サービスを安く利用したい方、一般的には流通していないような木材が欲しい方、そして写真で確認できれば良いという方などには通販が圧倒的に便利です。

 

しかし、質感や見た目を確かめてから購入したいこだわり派の方や、近くに大型店舗がある方、その日のうちに手元に欲しい方などは実店舗の方がおすすめだと言えます。通販のショップの中で、品質にこだわっていて信頼できるショップを探すという手もあります。

DIY用の木材を購入するときのポイント

最後に、どの購入手段を取る場合にも共通して言える、「DIY用の木材を購入するときのポイント」を紹介します。

用途にあった種類の木材を調べてから購入する

DIY初心者は、値段の安い木材や、見た目が好みな木材を買ってしまいがちです。しかし、木材は種類によって「硬い・柔らかい」「重い・軽い」などの特徴があります。つまり、DIYで作りたいものが屋外に置く棚なのか、それとも室内に置くスツールなのかなどといった用途によって、向いている木材が異なるのです。購入する前に、どの木材が最適なのか調べてみてください。

湾曲・反っていないかチェックする

木材は湿気や熱などの影響で、湾曲・反りが起こりやすい素材です。一度湾曲・反りが生じた木材は、元に戻すことは可能ですが手間がかかります。そのため、購入時点で湾曲・反りなどの変形が無いかチェックするのがおすすめです。ネット通販の場合も、検品についてや不良品だった場合の対応についての記載を確認してから購入すると良いでしょう。

割れ目や変色がないかチェックする

木材が乾燥すると、割れや変色が生じることがあります。特に割れがあるとDIYがしにくく、またどちらも完成時の見た目に影響するため、購入前にチェックしておくのがおすすめです。万が一割れや傷のある木材を購入してしまい、都合が合わず返品できない場合は、木工補修材などを使用して目立たないように修復もできます。

DIY用の木材をどこで買うか、いろいろ検討してみよう

DIY用の木材の購入方法について紹介しました。木材はホームセンター以外にもさまざまな場所で購入できますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。ネットでの購入には「選べる木材の種類が多い」「欲しいタイミングで自宅まで届けてくれる」などのメリットがあるので、重視する条件を整理して、購入方法を検討してみましょう。