インテリアの素材には木や金属のほかにも紙や皮革、プラスチックなど、さまざまな種類があります。センス良く、洗練されたイメージでインテリアコーディネートするためには素材の種類を把握し、それぞれの特色や性質を理解しておく必要があります。では、インテリアの素材には、どのようなものがあるのでしょうか？

 

今回はインテリアの素材や種類についてお話していきます。自宅のインテリアコーディネートで悩んでいらっしゃる方は、この記事を参考にし、自分だけの空間を演出してください！

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インテリアの素材にはどのようなものがある？

インテリアの素材には木や土、草を始め、金属や紙、皮革、ガラスなど多種に渡り、それぞれの資質や特徴を活かした組み合わせをすることが重要です。インテリアの素材にはどのようなものがあるのか、代表的なものを紹介していきます。

木

インテリアにとって木は欠かせない素材であり、住宅の建材をはじめ、机やタンス、椅子などに幅広く用いられています。木は断熱性や吸湿性に優れており、自然の温かみを感じさせる演出をしたい時にはピッタリな素材です。布や皮革、紙、金属など、他のあらゆる素材とも相性が良く、バリエーション豊富なコーディネートを楽しむことが可能です。

土

土は断熱性や調湿性に優れており、住宅の壁に多く用いられている素材です。中でも珪藻土は吸水性、調湿性、防臭に優れた素材として注目されており、最近では台所やお風呂等、湿気の溜まりやすい部屋に珪藻土で作られたマットを敷く家庭が増えています。

草

草は通気性や保湿性が良く、加工がしやすい素材です。なかでもよく使われるのがイグサ、葦、ラタン、竹などであり、主にラグや床材として利用されています。特にイグサは調湿性や防臭効果に優れ、最近では畳だけでなく、カーペットとしての需要も国内外で高まっています。

金属

金属は熱に強く、耐久性も高いことから窓枠などの建築資材として利用されるほか、さまざまなインテリアにも取り入れられています。インテリアに用いられる金属にはわざとさびや汚れを演出し、アンティーク感をかもし出したものと、光沢感を演出し、スタイリッシュさを前面に押し出したものがあります。ガラスや皮革、木などとも相性が良く、ヴィンテージ調やスタイリッシュなデザイナー調など、いろいろなタイプのインテリアコーディネートで用いられています。

布

布はカーテンやソファ、カーペット等で用いられ、交換がしやすく、洗浄しやすいといった特徴があります。木や紙、草、金属、皮革など、さまざまな素材と組み合わせることができる、万能な素材です。

皮革

皮革は太古より使用されてきた歴史の古いインテリア素材であり、木や布、金属など、いろいろな素材と組み合わせをすることが可能です。布と同じようにソファやクッションなどによく用いられますが、より高級感を演出したい場合は、布よりも皮革が使われることが多いです。

ガラス

ガラスは上品な透明感を演出することができるインテリア素材であり、テーブルや照明器具などによく用いられています。光を当てることにより艶やかな輝きを放つことから、シャンデリアのような高級感を演出する照明器具には、ガラスを利用することがほとんどです。

プラスチック

プラスチックは軽くて加工しやすく、手入れがしやすいことが特徴のインテリア素材です。その扱いやすさから収納家具やキッチン用品に用いられることが多いです。また、加工がしやすく、大量生産が可能であることから比較的安価で手に入れることができます。

インテリアの素材に組み合わせの良し悪しがある？

さまざまな素材を利用しているインテリアには組み合わせの良し悪しがあります。木はあらゆる素材との組み合わせが可能な、万能な素材ですが、金属と草、ガラスとプラスチック等のように、見た目もアンバランスで性質が相反する素材同士を組み合わせても機能やデザインを活かすことができません。

 

耐久性の強い金属の椅子の背もたれ部分に交換しやすい布を組み合わせたり、木のちゃぶ台にイグサのラグを合わせてアンティーク感や、アジアンテイストを演出したりするなど、素材1つ1つの機能性やデザイン性を熟知した組み合わせをすることで、納得のいくインテリアコーディネートをすることが可能です。

インテリアの素材の種類を知ろう

いろいろなインテリアコーディネートにチャレンジしたいのであれば、まずは素材の種類や性質、特徴などを把握し、組み合わせの良し悪しを1つ1つ覚えていくことが大切です。特に木はあらゆる素材との組み合わせが可能であり、組み合わせ次第でいろいろなスタイルを演出できるので、おすすめの素材です。

 

素材の組み合わせに自信のない方は、まずは木を中心とした組み合わせをいくつか考えてみてはいかがでしょうか？