おしゃれで洗練されたインテリアは見ているだけで幸せな気持ちになれます。最近では自然素材である木材を使ったアイテムの人気も高く、お家に取り入れたいと考えている人も多いと思います。この記事ではインテリアに木材を取り入れるメリットと気をつけるべきポイントについて解説します。

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木材を使ったインテリアにはメリットがたくさん！

たくさんの素材がある中で木材のインテリアが人気の理由は、自然素材ならではの私達や環境に対する優しさや、生活の中に取り入れることで得られるリフレッシュ効果などにあります。そういった理由から家具やインテリアに木材が取り入れられるケースはとても多く、私達にたくさんの恩恵をもたらしてくれるでしょう。得られる様々なメリットに関して、以下より詳しく解説していきます。

温もりがある

「木の温もり」と評されるように木には独特の温もりがあります。それは科学的にも実証されていて、難しい言葉で言えば「熱伝導率が低い」ことが理由の1つです。木には小さな穴がたくさん開いていて、その中には「空気」が入っています。空気が多いと熱が伝わりにくくなり、その結果「温かい」と感じやすくなります。分かりやすいのが洋服のニットなどウールを使った素材で、こちらも空気をたくさん含んでいるので、着た時に温かく感じやすいのです。

リラックス効果

日々何気ない中で、ホッと一息つける空間を生み出してくれるのが木材の特徴です。天然の木材には芳香があり、その匂いで家にいながら森林浴をすることが出来ます。小さなインテリアだと効果は薄いかもしれませんが、フローリングやベッド、ダイニングテーブル等であれば面積が広いのでより効果的にリラックスすることが可能です。

敏感な人でも快適に使える

木材が注目されるポイントはたくさんありますが、中でも「敏感な方でも利用しやすい」点でしょう。木材は空気中の水分を吸収し、放出してくれます。そのため、ベタつきにくくサラリとした肌ざわりや、湿気が苦手な方でもストレスなく使えます。また、化学品が苦手な方であっても、木材は自然素材のため負担になりにくいのが特徴です。

インテリアに使われる代表的な素材は4つ

ここではインテリアによく使われる、代表的な素材を4つ紹介します。

ヒノキ

見た目や香りが良く、値段も比較的安いので手に入れやすいのがヒノキ素材です。独特の香りはリラックス効果があり、耐水性に長けています。使い勝手が良く殺菌効果もあるので、万人受けしやすい木材と言えるでしょう。

オーク

ナチュラルな印象のオークは、丈夫で耐水性が高いのでテーブルなどの大型家具に使われることが多い素材です。インテリアとして取り入れやすく長持ちしやすい反面、他の木材に比べると熱伝導率が高く、冬場は冷たく感じる可能性があります。

ウォールナット

高級感がありシックな印象になるのが、ウォールナット素材です。1本あたりから取れる木材が少ないため、値段は高価になりますが、強度が高く見た目が美しいことに加え、男女問わずインテリアとして取り入れやすいのが特徴です。

パイン

よりナチュラルな風合いを楽しみたい方にオススメなのがパイン素材です。安く加工しやすいことから、DIYに活用する方も多く、木の香りを存分に楽しめるのも特徴です。取り入れやすい反面、衝撃に弱く、キズがつきやすい弱点もありますが、木材の良さを存分に感じられる素材と言えるでしょう。

木材を使ったインテリアで気をつけること3選

ここまでメリットをたくさん紹介しましたが、ここでは少しデメリットについても触れていきます。木材をを取り入れる場合は、以下のことに気をつけて下さい。

カビ

木はカビがとても生えやすい素材です。そのため、手入れの際に水を使ったり、濡れたまま放置したりするとインテリアが傷む原因になります。また、直接濡らしていなくても湿度の高いところに放置してしまっていると「気がついたらカビが大繁殖していた…」なんてことにもなりかねないので、「水に濡らさない」「耐水性の高い木材を選ぶ」「塗装で木材をコーティングする」など長く使用するための対策や手入れを怠らないようにしましょう。

傷

天然素材であるがゆえに、傷がつきやすいのも弱点です。こればかりは「味わい」として許容するか、より丈夫な木材を選ぶのが良いでしょう。また、インテリアとして活用する場所に応じた素材を選べば、傷がつくリスクを減らせます。

反り

湿気に弱い木材は、ときに「反り」というゆがみが生じます。日本は湿気が多いので、部屋の中の湿度を調整したり耐水性の高い木材を選んだりして対策しましょう。

おしゃれなインテリアで生活を豊かにしよう

木材はインテリアをより魅力的なものにするのに欠かせない存在です。木材ごとの特徴を踏まえておけば、より長くキレイな状態で使うことが出来ます。今の生活をより豊かなものにするためにも、木材を取り入れたインテリアコーディネートに挑戦してみましょう。